Googleスプレッドシートで行列の追加/削除を行う際に気になったことがあったので、方法を備忘的にまとめてみました。
利用機器はMacBook Pro(13インチ)です。参考になる方がいれば。
公式ドキュメントで調査
Googleの公式ドキュメントでまずショートカットの方法を調べてみました。
参照先:https://support.google.com/docs/answer/181110?hl=ja&co=GENIE.Platform%3DDesktop#zippy=
「Mac のショートカット」のプルダウンを押下して、「行と列の追加や変更」の部分に記載あり。

ドキュメントによると、以下がショートカット。
行を上に挿入 | ⌘+option+=(行を選択している場合) control+option+I、R |
行を下に挿入 | control+option+I、B |
列を左に挿入 | ⌘+option+=(列を選択している場合) control+option+I、C |
列を右に挿入 | control+option+I、O |
行を削除 | ⌘+option+-(行を選択している場合) control+option+E、D |
列を削除 | ⌘+option+-(列を選択している場合) control+option+E、E |
このショートカット、実際に利用してみたのですがうまく効かない時もあるみたいなので(PC固有の原因の可能性もありますが)、自分なりに使いこなした結果本当に使える方法3選を具体的に以下に記載しました。
実施方法3選
①普通に右クリックで実施
行の場合
以下のような表の6行目の上に1行追加したい場合は、

6行自体を選択し、右クリック→上に1行挿入を選択すると、

行が追加される。同様の方法で下に行追加、行削除もできる。

列の場合
以下のような表のB列の右1列追加したい場合は、

B列自体を選択し、右クリック→右に1列挿入を選択すると、

列が追加される。同様の方法で左に列追加、列削除もできる。

②対象行列選択でショートカット実施
行の場合
追加した行自体を選択して、⌘+option+=(=は自分のMacだと【Shift】+【ほ】なので、厳密には⌘+option+【Shift】+【ほ】)を押す。
↓実行前

↓実行後
選択した行の上に行追加されている。

削除するときも同様に行自体を選択して、⌘+option+-を押す。
↓実施前

↓実施後
選択した行が削除されている。

列の場合
追加した列自体を選択して、⌘+option+=(=は自分のMacだと【Shift】+【ほ】なので、厳密には⌘+option+【Shift】+【ほ】)を押す。
↓実行前

↓実行後
選択した列に列追加されている。

削除するときも同様に列自体を選択して、⌘+option+-を押す。
↓実行前

↓実施後
選択した列が削除されている。

③対象セルを選択してショートカット実施
行の場合
例えば6行目に行追加したい場合、6行目のセルをどれでも良いので選択して、⌘+option+=(=は自分のMacだと【Shift】+【ほ】なので、厳密には⌘+option+【Shift】+【ほ】)を押す。

押すとポップアップが表示されるので、「行を挿入」を選択する。

実施後、行が挿入される。

削除の場合は、対象行のセルを選択し、⌘+option+-を押し、押すとポップアップが表示されるので、「行xを削除」を選択する。

実施後、行が削除される。

列の場合
例えばB列に列追加したい場合、B列セルをどれでも良いので選択して、⌘+option+=(=は自分のMacだと【Shift】+【ほ】なので、厳密には⌘+option+【Shift】+【ほ】)を押す。
押すとポップアップが表示されるので、「列を挿入」を選択する。

実施後、列が挿入される。

削除の場合は、対象列のセルを選択し、⌘+option+-を押し、押すとポップアップが表示されるので、「列xを削除」を選択する。

実施後、列が削除される。

終わりに
他にもドキュメントに記載ある、control+option+Iで「挿入」のメニューを開いて実施する方法等もあるのですが、オペレーション数が多いので結局上記の3つのうちのどれかを利用しています。
個人的には行列自体の選択が億劫なので、③の方法が一番便利かなと思ってます!
読んでいただきありがとうございました!
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